【古き日のワールドカップ】西ドイツvsハンガリー FIFAワールドカップ1954 決勝

【古き日のワールドカップ】西ドイツvsハンガリー  FIFAワールドカップ1954 決勝

1954年7月4日
西ドイツ 3-2 ハンガリー
ヴァンクドルフ・スタディウム(ベルン)
観客数: 60,000人
主審 ウィリアム・リング

決勝の舞台はバンクドルフ・スタジアムであり、6万人の観衆が西ドイツ対ハンガリー戦を見るために集まった。2チームはグループリーグでも同じ組であり、この試合はハンガリーが8対3で勝利していた。ハンガリーの中心選手、プスカシュ・フェレンツは怪我を押して出場し、開始6分で先制点を挙げた。2分後にチボル・ゾルターンが点を加え、この時点で国際試合で4年間無敗のハンガリーが、優位に試合を進めていた。

しかし、前半終了前に西ドイツはマックス・モーロックとヘルムート・ラーンの得点で追いつき、後半は西ドイツが優勢となった。ラーンが2点目を決めて西ドイツが3対2でリードし、残り時間2分でプスカシュが決めたシュートはオフサイドのため取り消され、西ドイツが史上3カ国目の初優勝を遂げた。

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