ウェイン・マーク・ルーニー（Wayne Mark Rooney、1985年10月24日 – ）は、イギリス (イングランド)・マージーサイド州リヴァプール出身のサッカー選手。プレミアリーグ・エヴァートンFC所属。ポジションはフォワード、ミッドフィルダー。
1995年に地元のサッカークラブのエヴァートンFCの下部組織に入団。
2002年8月17日、プレミアリーグの開幕戦に16歳298日でトップデビュー。同年10月19日、プレミアリーグのアーセナルFC戦でゴールを挙げ、プレミアリーグ最年少得点記録を16歳と360日に更新した。後にジェームズ・ミルナーが16歳と309日で更新、さらにジェームズ・ヴォーンが16歳と271日に更新している。この衝撃は日本でも大きく報道され、ウェイン・ルーニーの名を全世界が知ることになった。
2003-04シーズン、当時エヴァートン監督デイヴィッド・モイーズとの関係が悪化したとされ、チームを退団。2004年8月31日、移籍金2560万ポンド(約38億円)でマンチェスター・ユナイテッドFCに移籍した。
2004-05シーズン、デビュー戦で3得点の離れ業をやってのけ、チャンピオンズリーグの最年少ハットトリック記録を18歳と335日で更新。
2007-09シーズンからは、クリスティアーノ・ロナウドやカルロス・テベスらと魅力的な攻撃陣を結成。リーグ2連覇を達成し、チャンピオンズリーグも制覇した。翌シーズン12月は、クラブワールドカップで西野監督ひきいるガンバ大阪と対戦。2ゴールをあげ大会得点王とMVPも獲得した。
2010-2011シーズン、2月12日のマンチェスターダービーで芸術的なオーバーヘッドを叩き込んだ。「蹴った瞬間に自分の最高の得点になると分かった」と自画自賛するほど完璧なシュートだった。
2011年6月、ロンドンの有名医院にて植毛手術を行った。植毛した理由について「25歳でハゲるつもりはなかった」と語っている。
2012-13シーズン、香川真司とファン・ペルシーが加入。3月2日のノリッジ・シティ戦では2アシストで香川真司のアジア人初ハットトリックを演出した。彼らとも抜群の連携を発揮し、リーグ優勝に大きく貢献している。
2017年7月9日、2年契約で古巣エヴァートンに復帰。40試合11ゴールを記録し、プレミア通算200ゴールを達成した。
次の新天地にはアメリカのMLSなどが噂されている―――
イングランド代表の通算成績は119試合53得点、出場試合数は歴代2位、得点数は歴代1位。
2003年2月12日に初招集され、17歳と111日でA代表デビュー記録を更新。後にセオ・ウォルコットが17歳と75日でさらに更新した。
Music Arx – Again / Electro – Light ignite.